新世代のロボットアニメ5選【その4】人生は常に希望を持って歩むものだと教えてくれる。『天元突破グレンラガン』

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どうもあいたんです。現在、「新世代のロボットアニメ5選」と題し、2000年以降に放送されたロボットアニメに絞って、作品を紹介しています。

本日紹介する4作目の作品は『天元突破グレンラガン』です。
 

血がたぎるロボットアニメ『天元突破グレンラガン』

墓穴掘っても掘り抜けて、天まで突き抜くガイナックスのロボットアニメ。本作のメインスタッフは、熱さと勢いが売りのアニメ『キルラキル』(2013年放送)と同じ。劇作家中島かずき氏によるハイテンションな脚本と、今石洋之監督によるコミカルな演出・作画が見事に融合している。
過去を振り返っても何も良いことはない。たとえ不安があろうとも、とにかく前へ、未来へ向かって突き進め。ということを教えてくれる男の必修科目。「CLANNADは人生」というネタもあるけれど、筆者としては「グレンラガンこそ人生」だと思っている。
 

人生は常に希望を持って歩むものだと教えてくれる

本作で描かれるエピソードにはある程度決まったパターンがある。それは……

安住の地だった場所を捨てる
→リスクを負ってでも未知の世界へと飛び出していく
→そこでは必ず大変なことが起こり犠牲も出てしまう
→それでも少しでも希望がある道を選択していく

というもの。始め地中で暮らしてた人類が地上へ飛び出し、そして更なる夢を求めて宇宙へと飛び出していく。宇宙では強大な存在に人類の未来の可能性を否定され、それでも主人公たちは「自分の道は自分で決める」と言わんばかりに立ち向かっていく。
これを人生と言わずしてなんというのか。せっかくの人生、不安を抱えたまま一歩も踏み出せず同じ場所にいるのはもったいない。けれど、未知のことに挑戦するには当然リスクも伴う。夢を持って何かにチャレンジする時には、必ず不安が付き纏う。そんな時、己が信じた道を選んでいくことこそが、真っ当な人生の在り方だと本作は訴えかけてくる。
 

筆者が受けた影響

筆者は20代前半まで「良い高校を出て良い大学に行き良い会社に入る」みたいなレールに乗っかって、それなりにやってきた。父がまさにその類の人間で、それまでそういう人生に全く疑問を持たなかった。けれど、ある時「これが本当に自分のやりたいことなのか?」「このままの人生でいいのか?」と疑問に思い、ふとアニメ業界にチャレンジしてみたくなった。でもその道は今まで築いてきたものを棒に振りかねないリスクがあると……
そうやって決断に迷っていた時に背中を押してくれたのが本作でした。アニメを作ったこともないのに制作会社受けたりとかはっきり言って馬鹿だと思うんですけど、相手が未知の世界でも一歩踏み出す勇気を「グレンラガン」がくれたんです。結局はアニメと関係のない道に進みましたけど、一連の経験で心に整理がつき、今は今できることに集中できています。
 

このアニメを気に入った人に見てほしいその他の作品

『キルラキル』:『グレンラガン』とメインスタッフが同じ。勢いが売りのアニメ。
『ニンジャスレイヤー』:今石監督が所属するトリガー制作のアニメ。コミカルな演出によって、極力止め絵で面白いものを作るということにチャレンジしている。
『新世紀エヴァンゲリオン』:何度も勧めてしつこいですがガイナと言えば本作なので。今石監督がアニメーターとして参加している。
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