人生を楽しく攻略するためには?『人生ドラクエ化マニュアル』を読んで学んだこと

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『人生ドラクエ化マニュアル』を読んだ

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その試練、全部冒険
イベントです

覚醒せよ!
人生は命がけの
ドラゴンクエストだ!

という本のパッケージにつられて購入。

ふざけ半分で購入した書籍でしたが、筆者のアツい語り口に圧倒され、気づけば自分もアツくなっていました。そんなアツい一冊を今回は紹介したいと思います。君も人生をゲーム化して、アツい人生を送ろう!

筆者 JUNZO 氏について

大学在籍時、JUNZO氏はゲームが好きだったということもあり、ゲーム会社4社の面接試験を受け、エニックスに内定を貰う。エニックスは言うまでもないかもしれませんが、あのドラクエの会社です。エニックスでの勤務中、筆者はひょんなことからゲームの三大要素を発見し、この要素をゲームにではなく、人生をゲーム化する理論に役立てたのだそう。そして出来上がったのがこの本、というわけです。

理論に乗っ取り、楽しみながら行動したら、ゲーム目的をいつのまにか達成していた!

(p22より)

人生をゲーム化しよう!

こっそり積みゲー日記より引用

こっそり積みゲー日記より引用

筆者は人生をゲーム化するためには、ある要素が必要だと本の中で言っています。

ゲームの三大要素とは
・目的
・ルール
・敵
なのだ。
(P42より)

人生に、ゲームの三大要素を投入すれば、
人生はゲーム化する。

(P44より)

この本では、この三大要素の設定の仕方について、詳しく述べられています。

本ブログでは、筆者のゲーム化人生のエッセンスについて、少しだけ紹介しようと思います。

現実世界の敵をモンスターに置き換えろ!


まず、そもそも敵とは何なのか?ドラクエで言う敵とはスライムやまほうつかい、ドラゴンなどのモンスターをはじめ、迷路や沼地、各種のパズルなどの環境も敵にあたる。現実世界(人生ゲーム)での敵とは、アナタの目的達成を阻もうとする人間たちがそれにあたる。具体的には、「いちいち嫌味を言ってくる性格の悪い人」や「頭の固い上司」「常識・世間体に縛られている両親」などだ。

そのような現実に対し、筆者はこう考えている。

人生をゲーム化するには、
(中略)
その敵との闘いを愉しめば良い!

(P88より)

現実での敵に対して人は、ムカついたり、邪魔だ!と思ったり落ち込んだりと、マイナスの反応を取ってしまいがちです。そこで、敵と遭遇したとき、その敵を自分の人生をより面白くしてくれる存在格闘することにより、経験を積ませてくれる存在、などとプラスに捉え、攻略を楽しみながら敵と戦う(もしくは敵を味方に変える)ことを楽しめば良いのです。そしてこの姿勢こそが、人生をゲーム化する際に必要なのです。

今、この瞬間を楽しもう

I Love FF14より引用

I Love FF14より引用


遊びの目的は、遊ぶという行為、それ自体の中にある!

(P166より)

人生は今の連続。とにかく今日の今、この瞬間を楽しむことで、必然的に人生は楽しくなると筆者は言っています。ゲームで楽しみを味わうのは「ゲーム目的を達成」した瞬間以上に、ゲーム目的達成を目指して遊んでいる最中。人生もそれと同じで、目的達成の瞬間だけではなく、進んでいる最中も楽しくあるべきなのです。つまり、目的達成第一主義からの開放が、人生を楽しむ最大のポイントなのです。

さいごに


最初にも書きましたが、ふざけ半分で購入した一冊でしたが、中身はたいへんまともでした。人生とゲームの類似点と相違点を切り口にして「人生を楽しく攻略するにはどのようにしたら良いのか?」と言ったテーマについて、論理的に話が進んでいきます。そこらへんの自己啓発本とは一味違った切り口でとても面白く読めました(筆者がドラクエ世代だと言うことも面白く読めた理由かも)

自己啓発本は読んだ瞬間はやる気が出て、しばらくすると内容、さらには読んだことすらすぐ忘れてしまうと言われています。しかし、僕はそれでも良いのではないかと思いました。この本を読んで、やる気がフツフツと沸き上がってきて、時間を忘れて一気に読んでしまいました。

やる気が欲しいあなた、人生を楽しみたいあなた、この本を手に取り、人生のヒントを得てみてはいかがでしょうか?

余談ですが、筆者は小学生の時にドラクエ5を初めてプレイし、パパスの件が今でもトラウマです。ゲマ怖すぎ。